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小幡藩邸ジオラマ制作

最終更新日:2013年03月07日

 これは何でしょうか?

 5月30日(木)に見つけました。自転車の後ろに取り付けてあります。
なんと、4月13日(金)に山口県を出発して日本一周中とのことです。48は
出発して48日目の意味です。

小幡藩邸ジオラマ制作2

 

日本一周中に楽山園を見学

  彼の名前は國弘崇志(くにひろ たかし)さんです。23歳の若者です。
これから、「こんにゃく博物館に行きます」と元気に言っておりました。

  小幡藩邸ジオラマ制作

 

北海道に行きます

  荷物を自転車に乗せ、元気に出発しました。前橋から新潟県に入り、日本海を
北上し、北海道に行くとのことです。「うらやましい~ 気持ち」になりました。
どうぞ気をつけて良い旅を。國弘さんありがとうございました。

 小幡藩邸ジオラマ制作3

  

 

小幡藩邸ジオラマ制作

 小幡藩邸ジオラマの制作範囲は、御殿と呼ばれている藩邸建物と建物の南方に
ある楽山園の園池(昆明池)及び梅の茶屋、腰掛茶屋が主です。縮尺は50分の1です。
2.5×1.6mの大きさのウレタンが土台となります。水色がウレタンで、 手前に
藩邸建物の平面図、奥の右側に地形を復元しています。この地形は発掘調査時に
標高が入った図面を作成してありますので、これを基に制作しています。奥の左
側が園池となります。

 小幡藩邸ジオラマ制作4

 

制作協議中

  少し色が入りました。奥の灰色箇所が園池です。手前に藩邸建物の平面図を貼り、
藩主の部屋の模型を置き、制作協議中です。平成24年2月。

 小幡藩邸ジオラマ制作5

 

形になって来ました

  藩邸建物が形になって来ました。模型の手前右側が藩主の部屋です。奥が玄関と
なります。平面図と模型がピッタリと合っています。藩邸建物等の材質はヒノキ材
を使用しています。
 写真右側が庭園となります。

 小幡藩邸ジオラマ制作6

 

輪郭が見えて来ました

  徐々に輪郭が見え始めています。写真は雄川(おがわ)の部分に色を吹き付けて
います。庭園の小さな石も楽山園と同じ三波石(さんばせき)を使っています。
 楽山園で景石を一つ一つ写真に撮り、写真のイメージに合った小石を選別して
制作されています。すごい労働力に感心しました。

 小幡藩邸ジオラマ制作8

 

マツの制作

  何とも美事なマツ?です。マツも一本一本写真を撮り、現状のマツの枝振り等に
似せて制作しています。

 小幡藩邸ジオラマ制作9

 

ほぼ完成です

  ジオラマ制作がほぼ完成しました。梅の茶屋、腰掛茶屋、園池、園路等は現在と
同じ状況です。藩邸建物は10回以上の協議を重ねて完成しています。部屋の戸も
開閉が自由です。
 最後に池内と水路内に水を表現する樹脂を注入すれば完成となります。

 小幡藩邸ジオラマ制作10

 

搬入です

  楽山園の拾九間長屋内に展示するため、搬入開始です。
 写真はジオラマの下に置く土台の搬入状況で、中門を通過中です。
 平成24年3月。

 小幡藩邸ジオラマ制作11

 

メンテナンス

  最初の清掃です。藩邸建物の屋根を外し、隅々まで清掃します。
 長岡記念ギャラリー内に展示してあります小幡陣屋全体のジオラマも、きれいに
清掃しました。 平成24年5月。

 小幡藩邸ジオラマ制作12

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