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横尾家近代文書
最終更新日:2013年06月04日
横尾家近代文書(甘楽町指定重要文化財)
甘楽町大字金井の横尾家の近代文書(もんじょ)です。昭和45年(1970)に指定されま
した。
その中でも「衆議院議員選挙法改正請願書」(写し)をご紹介します。
日本で最初の選挙法改正請願書(写し)
当時28歳だった横尾喜市氏が明治23年(1890)11月29日に開院式が挙行された
第一回帝國議会の衆議院に提出した請願書の写しです。
請願書(写し)
請願書は、国民が国政に参加する権利が非常に制限を受けているため、これを
是正するための請願でした。
請願書(写し)
請願は、納税額・教育・身分・財産・信仰・学歴等を選挙の要件としないで、
各人が平等に取り扱われることを原則とする“普通選挙権” 獲得を目指したもので、
日本で最初の選挙法改正の請願書であると言えます。
請願書(写し)
この請願書は、明治24年1月8日に湯浅治郎衆議院議員(安中市出身)の紹介で
提出されましたが、同月20日の議事堂火災により焼失しました。
2代目の国会議事堂
2代目の国会議事堂です。 明治24年(1891)10月30日から大正14年(1925)
9月18日までの34年間、国会議事堂として機能しましたが、2代目も火災により
焼失しました。
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