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カイコ飼育展示

最終更新日:2014年06月04日

カイコ飼育展示  

 甘楽町歴史民俗資料館では、5月22日よりカイコを飼育展示しています。
カイコをいただいた方より『オカイコ上げの上簇(じょうぞく)は6月6日(金曜日)
ころです』と言われております。

 卵からふ化した幼虫は、4回脱皮して成長します。脱皮の回数により1令~5令
(いちれい~ごれい)と呼ばれます。

 5令のカイコは、糸を吐いて繭(まゆ)を作りその中で蛹(さなぎ)になります。

 それではカイコをご覧ください。虫等お嫌いの方には大変申し訳ありません。
お詫び申し上げます。

 見慣れるとカイコも可愛いです。

  

5月23日 

 当資料館に5月22日にカイコが届けられました。まだ2~3センチの大きさです。

 

カイコ飼育展示 

 

 

おやすみ中です

 5月27日です。脱皮する前には桑を食べなくなります。この状態を「眠(みん)」と
呼びます。
 この後、脱皮して4令になります。 

 

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 5月30日

 だいぶ大きくなりました。体長も数センチになりました。 

 

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 6月4日

  5令となり、桑をたくさん食べ、そろそろ繭を作る準備にはいります。
カイコの体の色が黄色く透き通るようになりますと熟蚕(じゅくさん)=ズウ と
呼ばれます。体長も7センチになります。

 

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食欲旺盛  

 カイコも良い繭を作るためドンドン桑を食べています。 

 

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繭作り

 上簇になりますと、カイコが繭を作れるように場所を変えます。

 資料館では手作りの「わらまぶし」を作り、繭作りさせています。

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繭作り

 糸を吐いて繭作り中です。まだカイコが見えています。

 2日間糸を吐き続け繭を作り、糸の長さは1500mにもなります。

 

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繭の完成

 

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