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大戸関所通行手形

最終更新日:2014年07月02日

大戸関所通行手形  

 甘楽町歴史民俗資料館では、小幡藩主 織田信右(のぶすけ:6代藩主)家臣の
大戸関所通行手形を入手しました。

 宝暦3年(1753)の通行手形です。武家の通行手形は珍しく、さらに大戸関所
の通行手形は実物が少ないため、非常に貴重な資料となります。

 将来的には町指定の方向で検討となるでしょう。 

 

  女手形

 織田兵部大輔(ひょうぶたいふ=役職名)殿家来ことわり

 女手形  壱枚 と書かれています。17.5×7.5cm。

 

140702-1.JPG 

 

上記の中から手形を取り出したところです。

140702-2.JPG   

 

 

 上記の右を広げたところです。30.3×21.5cm。

140702-3.JPG  

 

 

手形

 織田信右家来の山本甚右衛門の娘とその女中 が、建部民部少輔(みんぶしょうゆう)
様が病死したので、大戸関所を通してください。という手形です。
 31×27cmの大きさの和紙に書かれています。

 

140702-4.JPG 

 

 

 越中、山城、内膳、豊前が誰なのか調査中ですが、なかなか分かりません。

140702-5.JPG 

 この手形は、町歴史民俗資料館で展示公開中です。ご覧いただければ幸いです。

 

 

 

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