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尾高惇忠感謝状(複製)
最終更新日:2014年12月01日
尾高惇忠(おだか じゅんちゅう)感謝状
尾高惇忠の感謝状を要約しますと、「富岡製糸場建物の土台石を、小幡の連石山(れんせきざん)から全て切りだすことができました。これはひとえに新井永吉様の御蔭です。
功労金を寄贈し、感謝いたします。」といった感じでしょうか。
今回、所蔵者であります岡谷蚕糸博物館(長野県岡谷市)のご理解・ご好意によりまして、複製品常設展示の許可をいただきました。心より感謝申し上げます。
実物の感謝状
岡谷蚕糸博物館所蔵の実物の感謝状です。
昭和30年代中頃、片倉工業より同博物館に寄贈されたとのことです。
複製品
実物を写真撮影後に複製したものです。字の大きさも同じです。
新井永吉は小幡の住人
新井永吉は、江戸時代末期から明治27年まで活躍した人で、現在も代々続いている名家です。
江戸時代には、小幡藩主織田氏・松平氏で名主を勤めています。
永吉が57歳前後の時に、この工事を請け負い、地元と工事関係者をよくまとめて採石工事を成功させました。
複製品の完成
複製品の完成です。
複製品の展示状況
甘楽町歴史民俗資料館で展示中です。
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