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群馬県指定史跡 旧小幡藩武家屋敷松浦氏屋敷 その14
最終更新日:2016年12月23日
屋根葺きの開始
屋根の骨組みが終わり、屋根葺きの開始となります。
写真は南に張り出した部屋の屋根です。同じ箇所の作業をご覧ください。
最初に中之条町産の麻を葺きます。地面から見た時、きれいに見える化粧麻と
なります。コーナーから葺き始めます。
ずれないように縄でしばり、固定させます。
化粧麻が葺き終わるとエゴの木でしばり、全体を固定させます。
竹で行うとカーブが取れないため、エゴの木、まゆみの木などを使います。
このエゴの木は、粘り気があるため、なかなか折れません。
写真は化粧麻の上でエゴの木をしばる「はりかけ結び」などと呼ばれて
います。
エゴの木の固定状況です。
主屋南側の麻葺き状況です。下から上に向かって葺きます。
上の写真箇所の結び状況です。
主屋南側を南西から見た状況です。
主屋北側を西北から見た状況です。
主屋北側を東北から見た状況です。下は出入口の土間となります。
主屋東側(出入口)の上をエゴの木で固定しています。 北北東より撮影
主屋東側から北側の東北コーナー部の状況です。 北北東より撮影
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