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鏡柱・控柱の光付け作業

最終更新日:2012年01月06日

名勝 楽山園 平成22年度の整備 復元的建造物建設工事(9)

鏡柱・控柱の光付け作業1

鏡柱・控柱の光付け作業1

寸法より大きめに製材した柱を"光つけ"作業のため礎石上に建て込みます。写真柱の真中に割れが見られますが、これは"背割れ"と言って、これ以上材木にヒビ等が入らないようにする工夫です。後に背割れに埋木をして分からないようにします。
平成22年10月4日.東東北より撮影.

鏡柱・控柱の光付け作業2

鏡柱・控柱の光付け作業2

鏡柱・控柱の取付け作業です。このあと柱の水平・垂直や柱上部間の寸法距離など正確に出し、仮止めします。正確に寸法等出しておきませんと、ひずみが生じてしまい、建設が上手く行かなくなります。
写真奥の2本が鏡柱、手前2本が控柱です。
平成22年10月4日.西北より撮影.

鏡柱・控柱の光付け作業3

鏡柱・控柱の光付け作業3

垂直に立てた各柱の柱底と礎石面がピッタリと重なるようにするため、礎石上面の凹凸を写し取る「光つけ」の作業です。柱に画いている線が、礎石の凹凸面となります。
光つけが終了しますと、4本の柱を抜き取って作業場に持ち帰り、柱底の調整を行う作業となります。
写真は中門右側(北側)の鏡柱の光つけ状況です。
平成22年10月4日.南西より撮影.

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