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遺構の再出

最終更新日:2011年11月10日

名勝 楽山園 平成20年度の整備 南東庭園修復工事

遺構の再出1

遺構の再出1

楽山園の池の南東側(甘楽二中校庭の西側)にある庭園です。
 『陣屋絵図』明和4年(1767)に描かれており、平成9、15、16年度の発掘調査で確認されました。調査箇所は全て山砂等で埋め戻されました。
 整備を行うためには、埋め戻された山砂等を除去し、池の全容等を再確認・再検討しなければなりません。
 写真は埋め戻された山砂を除去し、池の遺構を再出しているところです。
 平成20年7月10日.東北より撮影.

 

遺構の再出2

遺構の再出2

上の写真と同じ位置の状況です。手前の石列が池の終わりで、ここから「流れ」が始まります。後方が池内で、写真右奥から左にかけて石群が見られます。ここが池の北側から西側にかけての護岸(岸辺)となります。
 平成20年7月17日.東北より撮影.

遺構の再出3

遺構の再出3

「名勝楽山園等整備委員会」学術委員の飛田範夫長岡造形大学教授(写真右側)により整備指導が行われました。
 埋め戻し土はすっかり除去され、発掘調査時の姿が見えています。足元の石群がある所が池底となります。飛田教授の右側にある長い石は、南護岸の石列の一部です。
 この池は2期の時代差があり、新しい時期の遺構は残存が良好では無く、古い時期の方が良好な形で残っていたため、この時期の池を整備します。
 平成20年8月12日.西北より撮影.

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