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庭門の六つの礎石

最終更新日:2011年11月10日

名勝 楽山園 平成20年度の整備 建造物建設工事(4)

庭門の六つの礎石1

庭門の六つの礎石1

基礎コンクリートの中に取り付けられた脚金物の脚に、鏡柱(本柱)が乗る柱脚金物を取り付けます。水平器で垂直を見ながら慎重に行います。柱脚金物が傾いていますと鏡柱が乗らないからです。
後ろにある石が、鏡柱を乗せる礎石です。礎石の上面右側に○印が見えますが、ここに穴を開け、柱脚金物を通します。
平成20年9月3日.南西より撮影

庭門の六つの礎石2

庭門の六つの礎石2

ドリルで礎石に○印をつけた箇所を開けます。礎石には鏡柱と土塀の柱が乗りますので、その柱の位置を礎石上に出してから○印を付けます。
柱脚金物が垂直なため、穴も真っ直ぐに開けなければなりません。また石が割れないように神経も使います。職人の腕の見せ所です。
平成20年9月3日撮影

庭門の六つの礎石3

庭門の六つの礎石3

柱脚金物が礎石に開けた穴を見事に通りました。職人の腕の良さが判ります。この後、礎石上面の水平等を確認しながら、礎石の下部にモルタルを詰めて礎石を固定させます。この柱脚金物の上に鏡柱が建ちます。
このように庭門の6つの礎石は、以上のような工法で固定されました。
この写真の礎石は、庭門を藩邸側から見た時の左側(東側)です。
平成20年9月3日.北西より撮影

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