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バイオマス関連事業について

最終更新日:2018年01月10日

甘楽町有機農業研究会の取り組み

有機農業研究会の設立

 消費者に農薬や化学肥料を一切使用しない安全な野菜を食べてもらうことを目的として、昭和61年に有機農業研究会が設立されました。平成12年6月のJAS(日本農林規格)法の改正により、「有機農産物」という言葉を掲げるには、国が定める機関による認定が必要となりました。これに伴い、甘楽町有機農業研究会でも平成13年7月に「JAS有機認定」を受ることとなりました。平成29年度現在では、会員23名のうち、19名がJAS有機認定者となっており、現在も有機野菜の栽培に励んでいます。

野菜のリサイクル事業

東京都北区 ⇔ 群馬県甘楽町

「有機性資源(バイオマス)の利活用による食と農の連携」

 東京都北区と甘楽町は昭和61年に自然休暇村協定を締結しました。 平成5年度に東京都北区は、学校給食の生ゴミ減量化に取り組み、当初12箇所の区立の小中学校に生ゴミ処理機を設置しました。生ゴミ処理機で処理されたコンポスト堆肥は、学校の花壇や保護者に配布され花木の肥料として使用されていました。 平成8年度には、北区の区立小中学校全64校すべてに生ゴミ処理機が設置されることになり、コンポスト堆肥の処理に限界が予想されたため、交流のある甘楽町に受け入れを依頼してきました。甘楽町では、その処理を「甘楽町有機農業研究会」に依頼。甘楽町有機農業研究会は、北区での野菜の販売を条件にコンポスト堆肥の受け入れを承諾し事業が始まることとなりました。 野菜のリサイクル事業は「北区と甘楽町の交流」の中で平成8年3月より本格的に事業開始されました。

 

事業内容

 北区では、北区区立の全小中学校から出るコンポスト堆肥が、北ノ台エコー広場館に集められ保管されています。甘楽町からは、毎月第2日曜日に甘楽町有機農業研究会の会員が2tトラックで有機野菜を北ノ台エコー広場館に運び込み、4箇所のエコー広場館で開催されるフリーマーケットで有機野菜を販売。その帰路に北ノ台エコー広場館に保管されているコンポスト堆肥を積み込み甘楽町に運んでいます。甘楽町と北区の往復の輸送代は、北区の住民組織である「リサイクラー活動機構」が各種リサイクル事業で得た収益金と、野菜の売上金の一部から賄われています。なお、コンポスト堆肥については、無償で甘楽町有機農業研究会が引き取り、自家製堆肥を作っている会員農家へ順番に運んでいます。

 北区より運ばれて来たコンポスト堆肥は、そのまま堆肥として使用するのではなく、籾殻や稲ワラ等と混ぜ合わせて、切り返しを数回行ないながら、二次発酵させ良質な堆肥を作ってから、土づくりに利用しています。(二次発酵期間は、用途や季節により異なりますが、約2ヶ月~6ヶ月間かかります。)

 二次発酵させて出来上がった堆肥を使用し、土づくりを行った畑で有機栽培された野菜は、北区の学校給食の食材やフリーマーケットなどに出荷されています。この繰り返しにより、循環型農業(野菜のリサイクル)が成り立っています。

環境保全型農業推進コンクール 

 上記の野菜のリサイクル事業をはじめとした化学肥料を使わない土づくりへの取り組みや、環境保全を通じた地域社会への貢献が認められ、有機農業研究会は平成26年1月23日に「第19回環境保全型農業推進コンクール」において、全国63事例の中から大賞に次ぐ最優秀賞(農林水産省生産局長賞)を受賞しました。

 研究会内での有機使用認可資材の統一化や、作物ごとの肥料の使い分け・土壌のpH調整などの科学的根拠に基づいた技術の徹底、及び消費者が求める農産物品質への考慮が高く評価されました。

有機農業オーナー制度 (有機オーナー便)

 有機野菜を年5回宅配する事業です。有機農業研究会では安全で安心な有機野菜を宅配する有機農業オーナー制度を、昭和63年より実施しております。

 

このページへのお問い合わせ

産業課 農林係
住所:〒370-2292 群馬県甘楽郡甘楽町大字小幡161-1
電話:0274-74-3131
ファクス:0274-74-5813

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