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身土不二と百歳　平成２５年５月１９日

最終更新日：2013年05月20日

身土不二と百歳

～身土不二と百歳～

　５月の連休になると、例年野菜の苗の植え付けをしています。しかし、ここ何年かは苗の販売時期が早くなり、自分も「早く植えなければ苗が売り切れてしまうのでは？」と焦りますが、路地栽培の茂原農園では、温度が上がり気候も安定するまで待とうと思い、今年は連休明けの12日に植え付けました。ナスは町に多くのプロがいますので、プロが育てた苗を分けてもらい植え付けましたので間違いはなく収穫が見込まれます。

　しかし、大きくなってくると仕立て方が上手くいかず最後は枝が絡み合ってボッサになってしまい、うまくいきません。こんな話をプロの農家にしたら、素人がそんなにうまくできたら困るので、我々のナスを買ってもらえばいいんだよー」と言われました。

　自分で育て、新鮮な野菜をとって直ぐ食べる、こんなおいしい食べ方ができる「甘楽ふるさと農園」も多くの利用者でにぎわっています。

　４月２９日に、百歳を迎えた白倉の山田明さんをお祝いで訪問した折に、「長生きの秘訣は？」との問いに「野菜を食べること」と教えていただきました。百歳の今は畑に出られなくなってしまったが、その野菜も自分で作っていたとのことです。 　茂原農園もナスのほかにピーマン、キュウリ、トマト、ショウガ、カボチャ、シシトウ、下仁田ネギを植え、ジャガイモ、玉ネギは元気に育っています。そしてラッカセイ、トウモロコシ、インゲンも芽を出しました。間もなくサトイモも伸びてくると思います。ブロッコリー、アスパラ、エンドウ、アシタバなどは収穫最中です。

　自分も百歳の山田明さんにあやかり、「身土不二」その土地の自然に適応した旬の作物を育て、食べることで健康に生きられるという考え方で、新鮮野菜を食べて元気で頑張りたいと思います。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　茂　原　荘　一

 

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