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人間国宝 平成26年7月18日

最終更新日:2014年07月18日

人間国宝

 須田さんおめでとうございます。

 今日午後のテレビ等で報道がありました。甘楽町国峰の須田賢司さんが群馬県で唯一の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。

  昭和29年生まれの須田さんは、祖父 須田桑月氏、父 須田利雄氏 (雅号 須田桑翠)二代目桑月と続く木工芸家の家に育ち、父に師事し指物を中心とする木工芸の技法を習得し、母方の祖父に漆芸を学ばれました。その後さらに研鑚を積んで技法表現の研究を深め、昭和50年には21歳で日本伝統工芸展に初入選し、54年には日本伝統工芸会正会員になりました。

 まさに活躍中であった平成4年、東京都北区より甘楽町国峰に越してこられ、工房と自宅を建て、以後甘楽町で創作活動にあたって頂いています。

 須田さんは、平成14年には小幡小学校のPTA会長で活躍され、地域でも組長や体育協会の役員、地元水道組合の役員などを積極的に行い、町の芸術家の集まりである「あ~とBOX甘楽」でも作品展などに出品していただいています。このような、気さくな須田さんが人間国宝となり町に国の宝となる人がいるということは、町の名誉であり誇りでもあります。

 町の「文化度」を大いに高めていただいた須田さんに、町民を代表して心からお祝いを申し上げ、今後益々の活躍を期待しています。

                         茂 原 荘 一  

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