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■新聞記事から
日中伊３市町が交流 深まる国際親善 甘楽町 イタリア、中国、姉妹都市
（1991,05,21上毛新聞２社）
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日中伊３市町が交流 深まる国際親善 甘楽町＞＜イタリア、中国、姉妹都市、
三市町間の国際交流が実現―。甘楽郡甘楽町はイタリア・チェルタルド市のネヴィオ・ヴァンニ市長と、中国・ハルビン市の劉樹民同市教委主任を団長とする五人の教育使節団を招き、十九日夕、同町・御所苑で富岡秀世町長ら町関係者八十人が出席して歓迎レセプションを行い、三市町間の交流を深めた。
姉妹都市のチェルタルド市へは、中学生の研修派遣などを実施しており、ヴァンニ市長の町訪問も三回目。ハルビン市とは児童・生徒の絵画交流が進んでいるが、使節団を受け入れたのは初めて。
レセプションでは、富岡町長が「三国が一堂に会して交流を深めるのは意義あること。これを機に友好、親善が一層深まることを期待する」と歓迎のあいさつ。ジーンズ姿で出席したヴァンニ市長が「今後も友情を広げていきたい」と述べると、劉団長も「友好的に交流を進めることが、互いの教育を発展させると確信している」と語った。
この後、それぞれの文化や歴史などを話題に、今後の三市町間の交流計画などについて和やかに懇談。地元の天引獅子（しし）神楽保存会の子供たち三十人による獅子舞と八木節のアトラクションもあり、一行を楽しませた。
十四日に来日したヴァンニ市長は、すでに同町のイタリア語講座受講生や中学生研修生の父母との懇談会など、予定された日程を終了。今後は長野から箱根を見物して二十五日に離日する。
また、ハルビン市使節団は二十九日まで日本に滞在、町内の学校や給食センター、農家、工場などを視察する。
(c) JOMO SHINBUN 記事提供 上毛新聞社 禁転載
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