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■新聞記事から

中国から研修生13人 ハルビン市と覚書 町内企業や役場に 甘楽町
(1992,04,14上毛新聞社会)

 中国・ハルビン市と交流を続けている甘楽郡甘楽町は、年内にも同市から十三人の工業研修生を受け入れる。同町を訪問中の劉樹民同市教委主任と富岡秀世町長が十三日、友好親善交流の覚書を取り交わして合意したもので、受け入れは手続きが整い次第、早ければ九月にも実施される見通し。自治体がこうした研修生を受け入れるケースは珍しく、成果が注目される。
 ハルビン市と同町との交流は平成元年から続けられてきたが、今までは児童の絵画交換など教育交流が中心。将来、町内の有力企業と合弁会社を設立したいとする同市の要望で、研修生を受け入れることになった。
 町による招請が予定されているのは二十歳前後の若者十三人で、内訳は男子八人、女子五人。来日後、町の指導で日常会話や生活習慣などを習得した後、財団法人・甘楽町国際交流振興協会に加盟する電気部品、プラスチック製品製造、建設会社の三社と同町役場の四カ所に分かれて勤務する。
 経費は航空機代など入国費用は町が負担するが、月額三万円の研修手当、同三万円の食費のほか、光熱費など宿舎費用は受け入れ企業が支給。研修生は一年間、同町や富岡市内の社員寮で生活しながら、日本の技術と経営法を学ぶ予定だ。
 富岡町長は「ハルビン市は旧満州の中心都市で日本との結びつきが強い。経済の現状は遅れているが、歴史を振り返ってみても、その発展に役立てることは大きな意義がある」と話している。

(c) JOMO SHINBUN 記事提供 上毛新聞社 禁転載

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