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■新聞記事から

甘楽PAの巨大灯篭 城下町の風情たっぷり
(1993,04,14上毛新聞社会)

 妙義荒船佐久高原国定公園をかすめるように走る日本有数の山岳高速道・上信越自動車道の藤岡―佐久間が開通してまもなく二十日。木の芽がほころび始めた山並みを眺めながらドライブを楽しむ観光客の数もうなぎ上り。休息に立ち寄るサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)の建物などには、周辺の歴史や文化を採り入れたざん新なデザインがほどこされ、ドライバーの人気を集めている。カメラで上信越道の"名所"を追ってみた。
 吉井インター(IC)から佐久方面に向かい、甘楽PAの標識を過ぎるころ、高さ二十五メートルの巨大な辻灯篭(つじどうろう)とその背後に平らな稜(りょう)線の荒船山が見えてくる。
 ナマコ壁風に下部を彩色されたこの辻灯篭の正体は、照明塔を兼ねた高架水槽。上下り線のレストハウスに水を供給している。
 高速道に付随する施設といえば、機能性を重視したモダニズム建築と相場は決まっていた。ところが、この甘楽PAにはそれがまったくあてはまらない。本線からPAに入ると、巨大灯篭に加え、白壁と黒を基調にした日本情緒たっぷりのレストハウスが目に飛び込んでくる。その前には石積みの掘割に水が音をたてて流れている。
 PAのある甘楽町は織田家八代のもとで栄えた城下町。日本道路公団がこれを生かして造り上げたユニークな施設がそろい、遊び心をかきたてる。

(c) JOMO SHINBUN 記事提供 上毛新聞社 禁転載

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