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姉妹都市提携25周年式典・チェルタルド市で開催!

最終更新日:2015年03月06日

-茂原町長を団長とする使節団派遣  共同宣言などを執行-

1983(昭和58)年10月20日に締結されたイタリア共和国チェルタルド市との友好親善姉妹都市提携が、本年25周年を迎え、平成20年11月25日に同市において記念式典、記念碑除幕式などが執り行われ、甘楽町からは、茂原町長夫妻、町議会代表者、町国際交流振興協会役員ほかで組織された第10次使節団(10名)が、派遣(11/22~30)されました。

 両市町の交流は、新約聖書の一節「一粒の麦」にたとえられ、使節団や青少年の相互派遣、さまざまな文化交流、経済交流をする中で、友好を育み、しっかりと地に根を張り、花を咲かせ、豊かな実りを結んできました。この交流は、小規模な自治体の姉妹都市交流の模範的な活動として、本年2月に総務大臣賞を受賞しています。

 今回の式典では、「両市町の強い繋がりこそが、日伊両国ひいては世界全体の平和と繁栄に貢献できることを確信し、友情の絆をより堅固なものとしていく」という決意が改めて共同宣言され、今後更に、多くの実りをもたらしてくれることでしょう。

画像:共同宣言書に署名する茂原町長とカンピノティ市長 

 画像:署名後、固い握手を交わす両首長

 共同宣言書に署名する茂原町長とカンピノティ市長

 署名後、固い握手を交わす両首長

式典に先立ち行われた記念碑除幕式、日伊両国の国旗をモチーフにした記念モニュメントの披露では、チェルタルド市の子供たちの参加もあって、使節団をはじめ、参列した関係者の顔にも笑顔がこぼれるほど、ほのぼのとしたものでした。

 画像:記念碑を囲むチェルタルド市の子供たち 画像:参列した使節団一行(記念モニュメント前) 

 記念碑を囲むチェルタルド市の子供たち

 参列した使節団一行(記念モニュメント前)

四半世紀を数える交流にあって、今回の使節団訪問は、懐かしいかしい多くの方々との再会を果たせ、旧交を温める機会として大変有意義なものでもありました。式典の翌日には、こうした多くの関係者が集い、歓迎夕食会を催してくれましたが、企画と進行は、甘楽町を訪れた子供たちによるもので、また、食事の準備などもボランティアによるものであったことには、大変驚かされました。

 町長は挨拶の中で、「私たちは、遠く離れていますが、親しい友人に会えるうれしさは格別で、言葉では表現しきれません」と、率直な心境を述べられていました。

 画像:着物姿で”さくら、さくら”を舞った子供たち

 画像:歴代市長、エットレ・コロー氏との一枚

 着物姿で"さくら、さくら"を舞った子供たち

 歴代市長、エットレ・コロー氏との一枚

チェルタルド市訪問中の使節団は、市職員、評議員の案内により、企業訪問や施設の見学なども精力的に行い、充実した滞在となりました。

 画像:自立支援のための宿舎を見学する使節団  画像:障害者支援、幼児保育と併設施設にて

 自立支援のための宿舎を見学する使節団

 障害者支援、幼児保育と併設施設にて

11月24日からの4日間(中2日)の滞在を終え、27日の早朝、使節団はチェルタルド市を後にしましたが、厳粛のうちにも極めて友好的に執り行われた記念式典、和やかな雰囲気の中での盛大な夕食会など、市長をはじめ、市当局、関係する皆様の今回の使節団に対する熱意と愛情に対しまして、深く敬意と感謝を申し上げなくてはならない、すばらしい訪問となりました。

 25年前に蒔かれた「一粒の麦」は、多くの人々に支えられながら、大切に育まれ、大きな実りをもたらし、着実にその広がりを見せてくれています。この提携25周年記念式典を契機として、これからも、更に多くの実りをもたらしてくれることでしょう。
 画像:ヴォッカチオ像、市庁舎前にて 画像:再会を約束して 

 ヴォッカチオ像、市庁舎前にて

 再会を約束して

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