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ニュ―ジーランド・セントジョンズ高校来町!

最終更新日:2015年03月06日

国際交流推進事業
ニュージーランド・セントジョンズ高校来町!
H22.09.30(木) ~ 10.3(日)
◇ 甘楽町 ・ 財団法人 甘楽町国際交流振興協会 ◇

甘楽町並びに財団法人甘楽町国際交流振興協会では、外国からの使節団等の受け入れについて支援・協力を行っており、今回、ニュージーランド・ハミルトン市にあるセントジョンズ高校から、教員2名、生徒9名の11名が来町しました。

<経緯>  

  現群馬県立富岡高等学校教諭で今回の国際交流推進(受入)事業の橋渡し役である田村 晶さん(甘楽町大字秋畑出身)は、日本語教師派遣プログラムによりニュージーランドへ1年8ヶ月(2006.8~2008.3)の間派遣されていました。

 来町するハミルトン市・セントジョンズ高校生は田村さんの教え子で、日本語の授業を2年以上受講しており、その集大成として今回の修学旅行を企画しています。授業の中では、田村さんから時々に甘楽町の様子を写真など交えて紹介されていました。今回修学で訪日する中、是非先生の生まれ育った甘楽町を訪れたいと熱望し、今回の訪問に至ったものです。

 受入は、国際交流を推進する財団法人甘楽町国際交流振興協会が主体となり、町と協力しながら行っています。

2010.(H22)

9/30(木) 甘楽町へ到着

一行は、9月20日(月)に来日し、関西(大阪、広島、京都、姫路など)を見学。9月28日から東京(大泉)で2泊のホームステイを経て、本日、甘楽町へ到着しました。

あいにくの雨模様でしたが、甘楽町の桜並木、歴史民俗資料館、中小路、楽山園をめぐり、滞在中の拠点となる 甘楽ふるさと館 へ入りました。

<高崎駅にて>田村 晶先生と久しぶりの再開

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<高崎観音山にて> 白衣観音の胎内にも入りました。

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<甘楽町を散策>

 雄川堰と桜並木 

町歴史民俗資料館  

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 国名勝 「楽山園」

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 ふるさと館にて(挨拶の後、記念撮影) 

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○本日のメインイベント・体験実習(竹とんぼづくり)

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 はじめは、どうなるかと心配しましたが、みな真剣に取り組んでいました。出来上がった 竹とんぼ をそれぞれに飛ばし、けっこう満足そうでした。

 礼儀正しく、最後は掃除をしてくれて、終了となりました。移動のバスの中では、少し疲れている様子も見えたので、夕食後はぐっすり就寝できることでしょう。

10/01(金)甘楽町を表敬訪問、近隣施設見学、富岡高等学校訪問

<甘楽町表敬訪問>

 午前8時50分、甘楽町役場に到着。町関係者の歓迎を受け会場の大会議室へ。甘楽町側からは、町長、正副議長、国交振正副会長、教育長の出席をいただき、表敬訪問が行われました。

 茂原町長からの訪町に対しての挨拶の後、セントジョンズ高校からも一人ずつ日本語での挨拶、甘楽町の感想などを述べていただきました。

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  歓談する中、甘楽町、セントジョンズ高校、それぞれから質問をするかたちで、お互いの地域のことなどを教えあう時間も持てました。

 最後に、甘楽町関係者へのお礼として、ニュージーランド先住民族であるマオリ族の踊り(ラグビーのオールブラックスが踊ることでも有名な)"ハカ"がセントジョンズ高校生により披露されました。

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記念撮影 と 帰り際に町長室に立ち寄ったときの一コマです。 クリス(右下写真)は、ちょっぴり首長気分です。

 
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<県立自然史博物館見学>

ここでも、真剣に見学する様子が伺えました。

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<県立富岡高校訪問>

 富岡高校では、授業や部活動の見学が行われたほか、通称「御殿」と呼ばれる旧七日市藩の藩邸内で同校生徒と琴の協奏が行われるなど、同世代の交流が実施されました。

 残念ながら校内での写真はありませんので、富岡高校正門での写真のみです

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今日も充実した1日だったことと思います。富岡高校をあとにして、甘楽ふるさと館へ向かう車中にて。

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10/02(土) 日光東照宮、華厳の滝見学

<出発前の朝食>

 ニュージーランドでの朝食は、クラッカー、ビスケットのようなもので軽く済ませるそうですが、みんな日本食を上手な箸さばきで食べました。(本当に上手でした。)

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<日光東照宮 見学>

 午前7時20分に甘楽ふるさと館を出発。途中 草木ダム で休憩を取り、午前10時には 二荒山神社駐車場へ到着。案内人の説明を 田村先生 が訳すかたちで見学を行いました。今回は、富岡高校ALT(1名)と甘楽町ALT(2名。うち1名はニュージーランド出身)の参加により、ところどころで通訳をいただきながら、友好を深めました。

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<三神庫>

<三猿>

 表門を通り抜けた左手に神厩舎(「三猿」の建物)があります。この中で神厩奉仕をする「御神馬」はニュージーランドから献進されたものです。現在、「光波号(2頭目)」、「光徳号(3頭目)」の二頭がおり、日本とニュージーランドの友好の象徴として国際親善の重要な役割を果たしています。

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<華厳の滝 見学>

 昼食をとり、午後1時30分過ぎ華厳の滝へ到着。心配された霧もはれ、落差97mの見事な滝でした。

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<夕 食 会>

 10.01の表敬訪問に対して、茂原町長、国交振富岡会長、同 黛、新井両副会長に参加いただき、夕食をともにしてさらに親交をはかりました。

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<茂原町長よりご挨拶>

<代表して、ルーク君よりお礼の言葉>

 夕食後には、プロジェクター(投影機)を使用しての甘楽町紹介などが行われ、子供たちは真剣に見入っていました。

 また、甘楽町側から "お守り"、"必勝ハチマキ"がプレゼントされました。生徒たちはさっそくハチマキを頭に巻きつけ、大変気に入った様子でした。

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 いよいよ明日は、帰国の途につきます。この後はきっと、荷物の整理などで大忙しでしょう。

10/03(日)帰国の日(東京ディズニーランド経由で成田空港から帰国)

 甘楽町の滞在は短い期間でしたが、生徒たちは日本の風土や文化に触れ、同世代の若者との交流を行い、そして何より恩師である田村先生に会えたことで、この上ない時間が過ごせたのではないでしょうか。

 セントジョンズ高校の皆さんは、早朝にもかかわらず見送りに見えた町長から、「また、会いしましょう」と声をかけられ、そして握手を交わしバスに乗り込み、甘楽町をあとにしました。

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一行は、東京ディズニーランドに立ち寄った後、午後6時19分(NZ90便)ニュージーランドへ向け飛び立ちました。

 今回来町した生徒たちと、いつの日か甘楽町で再会できることを願い、また、最後になりますが、ご協力をいただきました関係機関と多くの皆様に深く感謝申し上げ、ニュージーランド・セントジョンズ高校来町の報告を終了させていただきます。

                ありがとうございました。

 

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