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第10次チェルタルド市使節団滞在記 -2012.1.22~2012.1.25-
最終更新日:2015年03月06日
2012年1月22日(日)、イタリア国チェルタルド市から使節団が来日しました
今回来日した使節団は、アンドレア・カンピノーティ市長を団長に、
第13次中学生国際交流研修団受入家庭のダンテ・ネーズィ、ブルネッラ・オルスィ夫妻、リド・オルスィ、サンドラ・サルッチ、マッテオ・オルスィ家族、
カサーレ社(グラッパ等を製造)のアントニオ・ジリオーリ、マリア・ピエリーナ・リナルディ親子、
ポッジャグリッリ社(ワイン製造)のジャコモ・ルチイ、
ヴァルデルサノ オリーブオイル製油組合長のエリアーノ・アルジッリの10名です。
1月22日(日) Piacere.
早朝、成田空港に到着し一行は、長岡今朝吉名誉町民を表敬訪問しました。 数々の長岡ビルの案内を受けた後、昼食会に招かれ、慣れない箸に悪戦苦闘しながらも日本食に舌鼓をうちました。日本橋高島屋で、しばしの買い物を楽しみ、浅草仲見世・浅草寺を散策して、一行は甘楽町へ。
成田空港にて、無事の到着を喜びます
長岡今朝吉名誉町民を表敬訪問。長岡第一ビル前にて
カンピノーティ市長と名誉町民の談笑のひととき。
高橋芳宣さん(善慶寺在住)の展示会を訪問(日本橋高島屋)
浅草を散策
ふるさと館にて夕食会。長旅お疲れさまでした
プレゼントのエプロンを着用してみました
1月23日(月) scambio
この日は甘楽町を表敬訪問し、甘楽町議会による歓迎式の後、使節団のリド・サンドラ夫妻によるピザづくりの実演講習をら・ら・かんら で行い、チェルタルドから持ってきたビール酵母とアンチョビソースで、本場の味を披露してくれました。並行して 茶室で茶道を体験してもらい日本文化に触れてもらいました。
午後は、町内見学です。ら・ら・かんらからイタリア街道を通り、ふれあいの丘へ。 小幡桜並木を少し歩き、物産センターへ立ち寄りました。中小路から楽山園まで散策し、長岡今朝吉記念ギャラリーで一休みしました。夜はホテルアミューズで歓迎夕食会です。 甘楽町議会議員のみなさん、国際交流振興協会役員のみなさん、これまでの研修団や使節団のみなさん、受入家庭のみなさんにお集まりいただき、賑やかな歓迎会になりました。
~町長歓迎のあいさつ(要旨)~
カンピノーティ市長には、大変な時期に使節団を連れてきていただき、とても感謝しています。昨年起きた大震災により、予定していた使節団の来日が延期となりましたが、今回来ていただいたことによって、大きな勇気をもらいました。また、たくさんの義援金を寄せていただき、厚くお礼申し上げます。今回の使節団のみなさんは、甘楽町の中学生研修団を受入てくれた家族、物産センターで販売しているワインやオリーブオイルの生産者の方々、またチェルタルドでピザレストランのオーナーなどです。市長が来日にあたり素晴らしいメンバーを集めてくださり、とても嬉しく思います。
甘楽町議会歓迎式
役場前庭にて
リド・サンドラ夫妻によるピザ作り実演
友好の証 イタリア街道にて
物産センター店頭のオリーブオイルを激写するエリアーノ
ジャコモとマッテオは楽山園の池の鯉に大はしゃぎ
再会に話も弾みます
チェルタルド市使節団と13次中学生研修団
1月24日(火) molto grazioso
天候が心配される中、日光見学に出かけました。 日光に向かう車中で、嬉しそうにマリアが「私の飼っている犬名前もNIKKOと 言うの」と教えてくれました。雪の中、東照宮の荘厳な美しさに一同見入っていましたが、 一方で手水舎やおみくじ、お守りに興味津津。参拝の後、 この形が好きだと言って、エリアーノは印籠をお買い上げ。
さて、明日は使節団 がイタリアに帰る日です。彼らが買いたいと言ったお土産のリクエストは、
消えるボールペン・味付けのり・キャリーバッグ ・ハローキティのTシャツ など
日光からの帰り道、富岡市にある某大型ショッピングセンターで、目当てのお土産をやっとゲットできました。
雪の日光東照宮
目当てのものを買えて満足(?)
1月25日(水) Ci vediamo!
使節団一行が搭乗する便は、成田発14:10
お別れの朝、たくさんのお見送りの方たちが甘楽ふるさと館に集まってくれました。成田空港へ向かうバスは午前7時30分に出発しました。
お別れの朝
成田空港出国
前日の夕食会、カンピノーティ市長は、こんなご挨拶をされました。
~来日する際、飛行機の中で使節団の方たちから、初めての日本で言葉も通じない甘楽町での滞在がとても不安だという声があった。その時私は、心配することはない。帰る時には、そんな不安は吹き飛んでいるからと答えた。今こうして甘楽町での数日間が過ぎ、私の言ったことは正しかったのではないかと自負している~
そんな不安も長旅の疲れも感じさせず、好奇心にあふれ、終始笑顔を絶やさなかったチェルタルドのみなさん。短い日数の滞在でしたが、彼らとともに過ごした4日間は、本当に楽しい日々でした。きっと使節団のみなさんも同じ思いで帰国の途についてくれたことを願って、またお逢いできる日を楽しみにしています。
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