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吉田家の土塁・濠跡
最終更新日:2013年03月07日
西側土塁・南側土塁と濠跡
土塁の西側です。土塁の長さ66.5m、下幅8~8.5m、上幅2.2~2.6m、高さ2.5~
2.7mあります。
濠跡は長さ約80m、濠幅5.7~6.8mを測ります(下の写真の左側、現在は畑地)。
写真右側の土塁は東に延びる南側の土塁跡です。
これらが造られた当時は、土塁はもっと立派で、濠も水をたたえていたことでしょう。
南西より撮影。
西側土塁と西側濠跡
上の写真を今度は反対側から見た状況です。
館(やかた)の周囲に土塁を築き、さらに土塁の外側に濠を巡らしています。
出入口は東土塁の南側にあったと云われています。
このような館を土居館(どいやかた 又は どいかん)と呼んでいます。
北北西より撮影。
北側土塁と北側濠跡
北側の土塁と濠跡です。
土塁の長さ約35m、規模は西土塁と同じですが、垣根の左側で土塁は無くなって
います。これは後世に耕作地等にするために削平されたためです。
濠跡は、長さ50m程現存しています。濠幅は7~10mあります。
北西より撮影。
東側土塁と濠跡
土塁の長さ約10m、幅約5m、高さ2~2.5mが残っています。写真の右側が濠跡、
左側が館内になります。
土塁を全て削平せずに、残していただいたことは、本当にありがたいことです。
南より撮影。
東側土塁
上の写真を反対方向から見たものです。
後世に土塁が崩れないように下部を石垣にしています。残存する土塁上部のほぼ
中央に石製の祠が祀られています。
写真左側の奥が濠跡です。 北北西より撮影。
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