ホーム > 吉田家の土塁・濠跡

吉田家の土塁・濠跡

最終更新日:2013年03月07日

 西側土塁・南側土塁と濠跡

 土塁の西側です。土塁の長さ66.5m、下幅8~8.5m、上幅2.2~2.6m、高さ2.5~

2.7mあります。

 濠跡は長さ約80m、濠幅5.7~6.8mを測ります(下の写真の左側、現在は畑地)。

 写真右側の土塁は東に延びる南側の土塁跡です。

 これらが造られた当時は、土塁はもっと立派で、濠も水をたたえていたことでしょう。

    南西より撮影。

 

2012.7.31-1.JPG

  

 

 

  西側土塁と西側濠跡

 上の写真を今度は反対側から見た状況です。

 館(やかた)の周囲に土塁を築き、さらに土塁の外側に濠を巡らしています。

出入口は東土塁の南側にあったと云われています。

 このような館を土居館(どいやかた 又は どいかん)と呼んでいます。

    北北西より撮影。

 

  2012.7.31-2.JPG

 

 

 

北側土塁と北側濠跡

  北側の土塁と濠跡です。

  土塁の長さ約35m、規模は西土塁と同じですが、垣根の左側で土塁は無くなって

います。これは後世に耕作地等にするために削平されたためです。

 濠跡は、長さ50m程現存しています。濠幅は7~10mあります。

   北西より撮影。

 

 

2012.7.31-3.JPG

 

 

 

 

東側土塁と濠跡

 土塁の長さ約10m、幅約5m、高さ2~2.5mが残っています。写真の右側が濠跡、

左側が館内になります。

 土塁を全て削平せずに、残していただいたことは、本当にありがたいことです。

   南より撮影。

 

 2012.7.31-4.JPG

 

 

 

東側土塁

  上の写真を反対方向から見たものです。

 後世に土塁が崩れないように下部を石垣にしています。残存する土塁上部のほぼ

中央に石製の祠が祀られています。

 写真左側の奥が濠跡です。    北北西より撮影。

 

 

 2012.7.31-5.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このページへのお問い合わせ

教育課 文化財保護係
住所:〒370-2292 群馬県甘楽郡甘楽町大字小幡161-1
電話:0274-64-8324
ファクス:0274-74-5813