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人間国宝 須田賢司 作品展
最終更新日:2015年03月29日
人間国宝 須田賢司先生の二日間
平成27年3月27日(金)~4月12日(日)まで長岡今朝吉記念ギャラリーで
「人間国宝 須田賢司 作品展」『木工藝の清雅』~清らかで洗練された優雅を
求めて~ が開催されています。
前日26日(木)の展示作業や当日27日のオープニングの表情を追ってみました。
なお、写真撮影については須田先生から快諾をいただいています。
3月26日(木)
作品群を開封しています。作品にキズがつかないように厳重に包んであります。
展示作業
展示作業は、須田先生自ら行いました。どこにどの作品を置くか熟知して
おり、的確に展示しています。 厳しい表情もご覧ください。
3月27日 オープニング
オープニングでの挨拶中です。100名ほどの方々が須田先生にお祝いしました。
テープカット
テープカットです。右より黛甘楽町議会議長、須田先生の奥様、須田先生、
茂原町長です。
そして、須田先生の後にあるドアが開かれ清雅な作品群が現れると、
みなさん作品の美しさに圧倒され、しばらくしてから鑑賞しました。
作品
これは『楓拭漆箱「比翼」』(かえでふきうるしはこ ひよく)という銘の
作品で、甘楽町所蔵です。
展示ケースの中に置かれた状況です。約52.5×11.2cm、高さ14.5cm。
気品がすごいです。
『桜造座右棚』(さくらづくりざうだな)銘の作品です。
約71×29cm、高さ40cm。木目が美しく素晴らしいです。
『黄檗拭漆春日型仏壇』 (きはだふきうるしかすがたぶつだん)銘がついた
仏壇の作品で、約51×47cm、高さ62cm。個人蔵です。
何とも言えない優雅の世界に引き込まれます。
展示状況
作品群の展示状況です。展示ケースは一周できますので、様々な角度から
観賞できます。作品群を見た瞬間に圧倒されます。
これも展示品です
須田先生の作業場の写真を実物大に引き伸ばしています。
特にノコギリなどは実物が展示されているように見えます。
必見の価値ありです。
取材を受ける
各報道機関から取材を受けています。
群馬テレビの撮影取材の一コマです。
立食パーティ
右側手前が茂原町長、そして須田人間国宝ご夫妻です。
人間国宝認定書
人間国宝の認定書です。
人間国宝は全国で116名(芸能58名、工芸技術58名.平成27年3月15日現在)で、
木工芸においては須田先生を含め6名です。
群馬県内では、須田賢司先生が唯一の人間国宝です。
このページへのお問い合わせ
教育課 文化財保護係
住所:〒370-2292 群馬県甘楽郡甘楽町大字小幡161-1
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ファクス:0274-74-5813