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群馬県指定史跡 旧小幡藩武家屋敷松浦氏屋敷 その12

最終更新日:2016年11月24日

 県史跡 松浦氏屋敷 屋根組

 屋根組工事に際しまして、覆い屋(おおいや)の組み立てを行い、
屋根組を行いました。

 

覆い屋の組み立て

 工事をするうえで、雨等をさけるために覆い屋を組み立てます。
 写真右下が松浦氏屋根の叉組(さすぐみ)です。      南より撮影

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 写真下側が松浦氏屋敷の叉組です。          南南西より撮影

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 アクリル板屋根と、緑色の防御幕を取り付けて覆い屋の完成です。
                           南南西より撮影

 

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竹材等の取り付け  

 屋敷叉組の上に竹材や杉材を取り付けます。これをヤナカと呼んでいます。
                南南西より撮影(松浦氏屋敷の西側)

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 叉組に対して平行になるように丸竹を取り付けます。
                  南南西より撮影(松浦氏屋敷の南側)

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 ヤナカの完成状況です。       南東より撮影(張り出した部屋)

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縄の結び

 叉組の部材などとシッカリ結ばれた“結び”をご覧ください。 

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 写真奥が主屋の叉組で、右側が張り出した部屋の叉組です。解体しない限り
絶対に見られない箇所の結びとなります。

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主屋の骨組み

 ヤナカ竹材の上に主屋の骨組みとなる竹を垂直になるように取り付けます。
                   南東より撮影(松浦氏屋敷の東側)

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 張り出した部屋の状況です。             南東より撮影 

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 主屋の南側の骨組み状況です。              南より撮影

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割竹の取り付け

 竹材の骨組みの上に割った竹材を取り付けます。 
                    南東より撮影(張り出した部屋)

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 主屋の北側の割竹取り付け状況です。         北北東より撮影

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 張り出した部屋の割竹取り付け状況です。        南東より撮影

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 屋根組完成状況

 屋根組の完成状況です。この上に茅(かや)を葺(ふ)きます。
 松浦氏屋敷の東側及び北側(写真右側)です。      東北より撮影

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 松浦氏屋敷の南側及び張り出した部屋の状況です。    西南より撮影

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