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イタリア海外駐在員だより Vol.44

最終更新日:2019年01月25日

イタリア・チェルタルド市から海外駐在員の便りをお届けいたします

 

 甘楽町海外駐在員、イタリア・チェルタルド市在住の稲葉美代子さんからの便りをお届けいたします。

 第44回は、冬の伝統郷土料理のお話です。 


画像:チェルタルドパノラマ 

大寒の頃

 甘楽町の皆さま、Felice anno nuovo !(明けましておめでとうございます!)

 新しい年2019年がスタートし、1月も早下旬となりました。本年もどうぞよろしくお願い致します。

 こちらチェルタルド市は、長く続いた一連のフェスタ期間が過ぎ去った後、例年通りゆっくり静かに始動した感を覚える日常です。そんな中、これまで比較的暖かい日々が続いていましたが、暦の上で「大寒」と言われる時期に合わせるかのように昨日、今年初めて雪が降り、厳しい寒さに見舞われました。冷気が極まり、最も寒さが募る時期とされる大寒。これはきっと洋の東西を問わず当てはまる事なのでしょうが、このようなその時々の季節を表す言葉の存在に、表現豊かな日本語ならではの繊細さを心に感じます。

 また大寒の頃になると、チェルタルド市を含めたトスカーナ地方では、ある一品の伝統郷土料理が頻繁に食卓に登場します。

 

 

   カーヴォロ ネーロ(地元特産葉キャベツ).jpg       リボッリータ(冬の郷土料理)

    カーヴォロ ネーロ(地元特産葉キャベツ)              リボッリータ(冬の郷土料理)

 

 

 それは、カーヴォロネーロ(黒キャベツ)の名で呼ばれる地元特産の葉キャベツをたっぷり入れ、白インゲン豆やにんじん、ネギ等と主食の塩なしパンと共にじっくり煮込んだ料理「リボッリータ」です。元来は質素な農民料理に由来しますが、リボッリータ(再び煮た)するとさらに美味しくなるためこのように名付けられたと言われています。

 そんな伝統郷土料理を食し、寒さを乗り越えるためのパワー供給に努める私ですが、大寒の時期が過ぎれば暦の上では立春。つまり季節が徐々に春の訪れへと動き出している時でもあるのだなあと心に想う今日この頃です。

 

 

                                                       

在イタリア・チェルタルド市                 

                                               甘楽町海外駐在員  稲葉美代子

 

 

稲葉美代子さんプロフィール

 愛知県出身。
 日本で大学院修了後、1997年シエナ外国人大学に留学、チェルタルド市に住み始め、以来チェルタルド市に在住。
 イタリア人男性と結婚し、現在は娘さんと3人家族。
 2013年チェルタルド市国際文化交流推進協会設立当初より入会。
 チェルタルド市で日本語講座を開催するほか、甘楽町との姉妹都市交流に携わって来た。
 2014年チェルタルド市の使節団団員として来町。
 2015年6月、甘楽町海外駐在員に任命。

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