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感謝の心 令和２年８月２１日
最終更新日：2020年08月21日
町そして群馬県で一番の最高齢長寿者「山田けさ」さんが８月１５日
お盆の送り火に送られるように亡くなりました113歳でした。
町の宝をなくしたようで、残念でなりません。
人生100年時代とか言われますが、100歳を超え元気に過ごしている人は
少ないのが現実です。
「けさ」さんは110歳まで家で家族と普通の生活をしていました。
腕の怪我により入院し車椅子となり施設入所となりましたが、
よく言う惚けたところはなく最後までしっかりしていました。
敬老の日や誕生日会に訪問していましたが、お会いすると必ず
「こうしていられるのはお世話になる皆さんのお陰様です」
「ありがとうございます」と申していました。
町最後の明治の人で、明治、大正、昭和、平成、令和と激動する時代を
過ごしてきました、ご苦労も多くあったと思いますが、家族の皆さんに
囲まれ幸せの一生であったと思います。
又、大正生まれで平成28年に97歳で亡くなりましたが、生涯現役の
社長で活躍した町の名誉町民長岡今朝吉さんも、良く今があるのは
「皆さんのお陰様です」「ありがとうございます」と言っていました。
二人にあるのは「お陰様と、ありがとう」と言う感謝の心だと思います。
町長室に「けさ」さんから頂いた、手形に自筆で、
「町長さんへ 長寿 112歳 山田けさ」と書かれた色紙が掲げてあります。
長岡今朝吉さんは役場前の銅像で毎日お会いしていますので、
大先輩である二人の「けさ」「今朝」さんに少しでもあやかれるよう
「お陰様の心と感謝の気持ち」を大切に健康で長寿を目指して頑張ります。
甘楽町長 茂 原 荘 一
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