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火の用心  令和2年12月18日

最終更新日:2020年12月18日

この言葉を最初に使ったのは徳川家康の家臣本多重次(ほんだしげつぐ)
という説があり戦地から妻にあてた手紙で用いたそうです。

火事は家財道具から時には命まで奪ってしまいます。江戸の時代から
火事を防ぐために「火の用心」の声と拍子木の音で夜の見回りが
行われていたそうです。

小学生のころ拍子木が回ってきて何人かのグループで近所の家々に
大きな声で「火の用心」と拍子木を鳴らして声かけをし、屋内から
「ご苦労様」の声があるまで「火の用心」と拍子木を鳴らしたことを
思い出します。
今、子どもだけで見回りをと言われれば多くの親御さんの反対に
あってしまうことでしょうが懐かしい思い出です。

町の歳末夜警「火の用心」は詰め所に消防団員が集まり行っていましたが、
今年はコロナ感染症対策もあり全員集って集中的に行わず、
12月1日に歳末警戒の出発式を役場前庭で行い大晦日まで消防団が
カラン、カランと鐘を鳴らしながら消防自動車で巡回してくれています。
地域の人達に安心感を与えてくれ感謝されています。

あわただしい年末です「戸締り用心」「火の用心」そして「コロナに用心」と
十分用心して年末を過ごしていただき新年をお迎えください。
皆さんにとりまして来年がより良い年となるよう願っています。

拙いメルマガに一年お付き合いいただきありがとうございました。


甘楽町長 茂 原 荘 一
 

 

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